『台北の朝、僕は恋をする』

台北の朝、僕は恋をする [DVD]

台北の朝、僕は恋をする [DVD]

映像が美しい。アジア感たっぷりの台湾の日常が映し出されているようで、その色合いとか、見ているだけでニンマリしてしまう。ストーリーは起伏がなくややもすると退屈してしまいそうだが、ガールフレンド役のアンバー・クォ(郭采潔)が可愛すぎて乗り切れる。悪意のある人は一人も出てこない(店主とその仲間も、まぁ、いいとして)。自信家のイケメン刑事でさえ恋人に恋い焦がれ、この話に出てくる登場人物たちは皆どこか色づいている。色めき立ってる空気が充満してる。だから楽しかったのだろう。観る時期(タイミング)を選びそうではあるけれども、気分が落ち着いている時に見ると幸せになれる作品。